いつも時間が足りないと思うのは心のクセかも

「時間が足りない」といつも追われるように生活していませんか。

時間が足りない理由を聞かれたら、それやってあれやって、これをこうして、など、時間が足りないという正当な理由を山ほど挙げられるかもしれません。

しかし、本当に時間が足りないのでしょうか。
もしかしたら、いつも時間が足りないと思うのは心のクセのせいかもしれません。

この記事では、時間が足りなくなる原因を見ていきながら、時間が足りない、と感じる心の中を探っていきたいと思います。

時間が足りなくなる一般的な原因

まず時間が足りなくなる一般的な原因を見ていきましょう。

・所要時間の見積もりが不適切

タスクをこなす所要時間をなんとなく見積もっていないでしょうか。

「この書類はだいたいこれくらいでできるはず」
「週末は家の掃除して、庭もキレイにして、押し入れも断捨離しちゃおう。」

そんなとき、見積もっている時間はすべてがスムーズに調子よくいった時の時間かもしれません。
しかし大抵は、集中力が落ちたり、優先すべき案件が入ったりと、理想通りにはいかないものです。

またどんなに頑張っても到底終わりそうもない所要時間を見積もっている可能性もあります。
早く終わらせてしまいたいタスクほど、これくらいの時間で終われたらいいのに・・・という幻想の見積り時間を採用してしまうのかもしれません。

・無為な時間を過ごしている

スマホでSNSや動画を見たり、アプリゲームをしたり、大して興味もないテレビをボーっと見ていたり、で気づけば何時間もたっていた、ということはよく起こりがちかもしれません。
そういう時間は、SNSを見よう!などと決めてやっているのではなく、なんとなくいつの間にか手がスマホに伸びているというように、無意識なことが多いと思われます。

・作業効率の悪さ

作業効率が悪いとひとつひとつの作業にかかる時間が長引き、時間が足りなくなります。
作業効率が悪い裏側には、集中力がない、やる気がない、ミスが多い、細かいところにこだわりすぎる、無駄が多い、などの要素が隠れていると思います。
また疲労や睡眠不足なども作業効率が悪くなる一因になります。

・スケジューリングをしていない

スケジューリングをしていないのも、時間が足りなくなる原因の一つでしょう。
スケジューリングをしていないと、行き当たりばったりやなんとなくで動くことになり無駄が多くなります。
また、タスクの優先順位や自分なりの効率的な時間の使い方をなかなか見出せないことにもつながります。

・理想論のスケジューリングで意味がない

100%の力を出し切り、全てが時間内に達成した時に初めて機能するようなスケジューリングは理想論で、実際時間通りに終わることは滅多になく、意味がないと言えるかもしれません。
そんな理想論のスケジューリングをしていては、時間が足りないと感じるのは当然と言えるでしょう。

時間が足りない原因が分かったらすぐに改善できる?

ここまで時間が足りない原因を5つ見てきましたが、当てはまるものはありましたでしょうか。
しかし自分の中にある時間が足りない原因がわかったらすぐ改善できるのかというと、そうではないのかもしれません。

5つの原因に共通するのが、時間を把握する感覚~時間感覚~の問題です。

時間感覚が身についていると、時計を見ていなくてもだいたいどのくらいの時間がたったか予想をつけることができたり、自分はこれくらいの作業をこのくらいの時間で終わらせられるというような現実的な目途をつけることができます。

時間感覚はトレーニングしないと身につかない

もともと、小さな子どものうちは時間感覚はなく、今ここしか意識を向けられません。
それが、小学生くらいになると、「今日」を軸に「昨日」「明日」という前後1日程度の大まかな時間の流れを捉えられるようになっていきます。
しかし繊細な時間感覚は成長の過程で、時間と行動を結びつけて考えられるような、親からの適切な声掛けで自然にトレーニングされていきます。
親が子どもを時間通りに動かしたいときは、「早く!」「さっさとして」など子どもを駆り立てるような言い方をしがちですが、実際の時間の量と行動の量を子ども自身が結び付けて考えられない声掛けではなかなか時間感覚は自然に身につかないでしょう。

しかし、大人になってからでも、時間感覚はトレーニングで育むことができます。
時間感覚をトレーニングする一つの方法としては、日々の自分の動きと時間を記録し続ける、タイムログという方法があります。
一つの作業にどのくらいの時間がかかっているかはもちろん、休憩の時間やボーっとしていた時間なども、細かく記録し、どんなことにどのくらいの時間を費やしているのか明らかにしていきます。
一週間ほどデータを取れば、自分の時間の使い方の傾向や、所要時間がある程度掴めてくるでしょう。

実は時間が足りないメリットがあるのかも?

時間感覚のトレーニングは必要そう、だけどやるとなると面倒くさい、と感じる方もいるかもしれません。
また時間感覚自体はあるのだけれど、それを積極的に使おうとしないケースもあるでしょう。
そういう場合は、時間が足りないということに対し、無意識にメリットを感じているのかもしれません。

時間が足りないメリットはどんなものがあるでしょうか。

時間が足りない、と言って忙しくしていれば、家族の問題や自分自身の問題など、本当はじっくり考えたほうがいい肝心な問題から目をそらすことができるのかもしれません。
時間が足りないほど日々のタスクが詰まっている方が、やっている感があり、充実感のようなものを感じているのかもしれません。
周りのみんなも時間が足りないと嘆いているから、なんとなく自分も同じでないといけないと思い込んでいるのかもしれません。

あなたの時間が足りないメリットは何でしょうか。

時間が足りないことでこんなに悩んでいるのに、メリットなんてあるわけない、なんて思われる方もいるでしょう。
そんな場合は、もしメリットがあるとしたらと仮定して、実感が伴わなくてもいいので思いつくことを書き出してみましょう。

心の中に意外な本音が見つかるかもしれません。

時間が足りないメリットを認めよう

変えたくても変えられないことに悩んでいるなら、潜在意識の中に変わらないままでいるメリットがあるとも言われています。
もし時間が足りないことに何かしらのメリットがあることに気づいたなら、それをメリットと思う自分自身を否定せずに受け入れて、メリットを認めましょう。
時間が足りないことに対してデメリットだけでなくメリットも認めることができたら、時間が足りないという現実をいい悪いというジャッジから離れて、ありのままにフラットに捉える方向に意識が向かいます。

時間が足りないという現実をありのままにフラットに捉えると、本当は自分はどうしたいのか、どういう人生を生きたいのかが見えやすくなります。

タイムマネジメントはその気になれば身につく

もし時間が足りないことを手放し、時間を有効活用して自分が理想とする人生を歩んでいくことを選択するなら、タイムマネジメントを身に着けることは重要です。

タイムマネジメントとは

時間あたりの生産性を高める時間管理のこと。
成り行きまかせや精神論ではなく、明確な方法に基づいて実践される。
タイムマネジメントには、日常的な仕事の効率アップと、時間効率の根本的な改善という2つの側面がある。

コトバンクより

言葉だけを読むと、随分難しく感じるかもしれませんが、タイムマネジメントを身に着けるための一つ一つの作業は、タイムログを付ける、タスクを書き出す、タスクを細分化する、タスクの優先順位をつける、余裕のあるスケジューリングをする、など、シンプルなものです。
Webでタイムマネジメントと検索すると、色々な方法が出てくるので、ご自身に合った方法を実践されてみるとよいと思います。
案外、最も重要なのは、何のためにタイムマネジメントを身に着けたいのか、タイムマネジメントを身に着け、どんな人生を生きたいのかを明確にすることでしょう。

どんな人生を生きるのかを明確にし、そう生きるとコミットすると、タイムマネジメントを身に着けるための前向きな力が湧き続けるのを実感すると思います。

まとめ

時間が足りないと思うことに、いいも悪いもありません。

しかし、いつも時間が足りないと思い続ける人生から抜け出したいなら、まずは時間がたりないメリットを探ってみることから始めてみてください。

同じようになかなか改善しない問題があるときは、その裏側にあるメリットを探ることで、意外にスムーズにものごとが動き始めるかもしれません。

ぜひ、試されてみてくださいね。

この記事を書いた人

八神詠子

八神詠子

小さい頃より病弱で感情のアップダウンが激しく、孤独感を常に持ち合わせていた。母は心配性、父は威圧的だった。

妊娠中、このままだと自らの不安定さが子育てに悪影響を与えるに違いないと心配になる。
親から子へ連鎖するものとして、バーストラウマとインナーチャイルドがあることを知り、インターネットで一悟術ヒーリングと出会う。

妊娠7ヶ月で一悟術ヒーリングを受け始め、今までにない体の軽さ、感情の安定、孤独感の軽減などをゆるやかに体験。
初めての子育てで一時的に不安定になることもあったが、自分のインナーチャイルドなどを見つめることにより、どんどん楽に自由になっていった。

今まで受けてきた様々なセラピーと根本的に異なることを実感し、一悟術ヒーラーとなる。
平成21年より一悟術ヒーラーとしての活動を開始。
主に「親子関係」にフォーカスしたセッションを行う。
活動拠点は沖縄、2か月に1回は東京に出張している。

HP:https://yagamieiko.com
BLOG:http://oyako-healing.blog.jp/